ホームレス様
今朝、買い物へ行く途中に金髪女性が地べたに座り込んで話し込んでいるのが目に入る。女性はとにかくすごい勢いでマスクしたまま話をしていて、その横にいたのは浮浪者(ホームレス?)だった。
驚いたのはその浮浪者の「神様」のようなお顔。
女性の話を静かに聞いているそのお顔には品があり、愛情に満ち溢れたオーラが発せられていて、通りすがりの私は驚いた。
彼はその女性がプレゼントしたであろうあたたかい飲み物を手に持ち、微笑んでいたのだけれど、「なんだ!あの微笑みは!」と思ったほど。
買い物を終えて同じ場所を通ると、金髪の女性はもうおらず浮浪者の男性が一人だった。
彼は左手に本(開いてあった)を持ち、右手を鳩の方へ伸ばしていた。
やっぱりあの微笑みで・・・。
そしてさっきは女性で見えなかったのだけれど、彼の横にはたくさんの本が積み上げられていました。
私もいつか、あの女性のように、彼とお話ししてみたいと思いながら帰宅しました。
あのような微笑み(全て愛で包み込むような)の人にはあった事がないかも。