パリの音

パリ在住。母ピアノ、姉妹ヴァイオリンを弾いています。

チョン ミョンフンさん

なぜか?チョン ミョンフンさん指揮の演奏に惹かれていることに気づく。

何がいいって、この指揮者がいいんだと。

彼のインタビューを読んで、ますます彼の魅力が理解できる。


Mahler Symphony No. 5 - Adagietto

 

インタビュー抜粋

私の任務は、作曲家が残した楽譜に生命を吹き込むことであり、生命を宿したまま聴衆にそれを届けるということです。ですので、常に生命に満ちあふれた演奏を行わなければならないと考えています。もちろんそのためには、たゆみのないハードワークが求められます。

 

確かに、「生命」を感じます。

生命満ち溢れてる、だから感動するんだ。

 

私にとって終着点は作品に生命を吹き込み、それを聴衆と分かち合うことなのです。できうる限り、至上の精神世界をともにしつつ…。

 

いまだに上手く指揮をできてるとは思えないとも口にしていらっしゃいますが、いつか彼のコンサートに行きたいと願う私。

昔、彼の息子さんにジャムセッションで何度か会い話をしたことがあった。当時ご家族でパリに住んでいたんですよね。でもその頃、彼のお父様のファンに自分がなろうとは少しも思わなかった・・・。