優劣問題
久しぶりにブロックスで遊びました。
3年前くらいかな?日本で買ったので、日本の家族も巻き込んで沢山遊んだのですが、やればやるほど、人の意地悪さが目につき(笑)パリに持ち帰ったものの、長女は「意地悪をするゲームだからやりたくない。」と言って封印されていました。
別に意地悪ってことではないのですが、確かに相手の動きをブロック(塞ぐ)するのも手段の一つなので致し方ないかな・・・。
今週末は長女のお友達が泊まりに来ていました。
やらないと決めてた長女がゲームを出してきて、次女とお友達とでやり始めました。
でも4人の方が面白いと言うことで、パパや私も参戦。
長女は流石に大人になってきて気持ちを荒れさせることなく遊べていましたが、次女は怒り爆発で(笑)「もうやらない!」とふてくされること数回。そのうち一回は本当に部屋に引きこもりました。
そんな次女の代わりに私も久々にやったけれど面白かった。と言うのも自分が勝ったからかな?(笑)
大人も真剣に遊べるゲームです。
昨夜はとんかつ。
まっさらな油にとんかつを入れる時、あげてる時、なんか良い気持ち。
豚肉は柔らかくなるようにヨーグルトにつけてから衣をつけました。
食べた瞬間、「ワッ、美味しい!」と声が出たほど柔らかくて美味しかった。でもそれが本当にヨーグルトの効果かどうかは?分かりませんが・・・。
とにかく長女のお友達は大変気に入っていて、自分でも家で作ると言うので、パン粉をあげました。とんかつソースは写真を撮って買い物時に確認するよう。
お友達は日本語を独学でしているので、今朝は長女が日本語を教え、また彼女はソルフェージュのクラスが長女より上なので、長女に教えてくれていました。
そんなお友達が、ユーチューブで上手な子供のヴァイオリニストを見ると落ち込むから見たくないと話していました。(お友達もヴァイオリ二ストです)
先日子供達が言っていました。
「やっぱりCRR(音楽院の名前)って威張ってる子がいるんだよね、自分の方が上手いと言わんばかりに。みんなに何の曲を勉強してるかを聞いて、自分と比べたり、競争の世界なんだよね」と。
また、私の生徒さん達の中で、子供時代に習っていた時に劣等感を植え付けられて、トラウマになってると言う人が少なくありません。
音楽の学びの中で体験する「優劣問題」ってどのように受け止め、どのようにしたら自分を活かしていく術を身につけられるのか?考えます。
優劣の基準って何?とも思いますが、実際にオーディション(選抜)がある世界でもありますね。
あと、生徒さんに時々聞かれるこのセリフ。
「どう?私成長してるとおもう?大丈夫?」と私に確認してくる。
なぜ私に確認するのだろうか?と不思議に思う。
自分では成長していると感じていないから?成長は感じるのだけれど自信がないから?
私に太鼓判を押して欲しいから?
優劣問題の克服法。
自分に集中して(他人が気にならなくなるほど)、自分の中に好きを発見していくことかな?
アドラーだったかな?
本当のコンプレックス(劣等感)とは他人との比較から生まれるものではなく、理想の自分との比較で生まれるもの。と言うような事を何処かで読んだ気がします。