歴史の先生
フランスは冬休みに入りました。
とは言っても・・・バイオリンのレッスンが伸び伸びになっています。
先生から発熱の症状があると連絡があり、急遽昨日と今日の2回のレッスンが持ち越されました。
先生はコロナの検査をされて、月曜日に結果が出るということですが、コロナでないことを祈るばかりです。
今週はとにかくテストや宿題が多くて子供達もパンクしそうな感じでした。
これはホームでメトロを待っている最中、立ちながら宿題する長女。
メトロが入ってきても動じず宿題を続け、扉が開くギリギリまでやってます。
休みに入った今朝は、次女はゆっくりモード。
「ば〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと遊びたい!!!」そうです。
何を見ているかと思いきや・・・。
二日前に行われた音楽院のオーケストラコンサートの動画を見ています。
無観客でしたので、保護者のためにネットで2週間の期間限定配信しています。
次女はこの日に戻りたいというくらい、楽しかったそうです。
実はこのオーケストラコンサートのため次女は授業を早引けしたのですが、次女の抜けた後にあった歴史の授業で問題勃発。
オケのコンサートがあった木曜日の夜、次女のクラス保護者からメールが来ました。
内容は詳しく書かれていませんでしたが、今日の歴史の授業での先生の問題について・・・とあり、問題??あったんだ。と思いました。
翌日(昨日)お友達から全てを聞いた次女。
なんでも、先生が怒りまくって教室に来てクラスの大半がカンニングをしていると叫び、テストを返したそう。カンニングをしたと先生が判断した生徒の点数は実際の半分に減点されて返却されたそうです。次女は減点されていませんでしたが、親友 Iちゃんは半分に減点されていたそう。「C'est la vie」(仕方ない、これが人生よ)と言っていたという Iちゃん、肝が座ってる!(もちろんカンニングなどしていませんよ)
そして、ここからが酷い!
冬休み前ということでその日の授業は映画を見せると言っていたのに、自分だけがヘッドフォンをつけて映画(バックトゥーザフューチャー)を見て、生徒たちには罰だと言って私語や絵や読書厳禁で無言でそのまま席に1時間座らせていたそうです・・・。
ちなみに昨日も歴史の授業があったのですが先生が来られなかったそうで休講。
生徒全員の保護者たちが抗議文を書き、歴史の先生本人との面会、話し合いを持つそうです。
話は変わって、最近市場に行っても売り切れで買えなかった帆立貝がやっと買えた。
砂抜きが思うようにできなかったのが残念だけれど、やっぱり美味しい!
ヴァイオリンの先生の回復と、歴史の先生の心の傷が癒えますように・・・。
良い週末をお過ごしください。