生徒さんDのご相談
今週も終わろうとしています。
この2日間はたくさんの生徒さんとレッスンでした。
少しでも、微力でも、お役に立てることは自分への癒しになってるかも。
生徒さんたちから学ぶことは多くあり、それらは生徒さんたちに、私にも還元され、面白いなと感じます。
今日はピアノが弾けない、と泣きそうなDさん。
受験した音楽スクールに落ちたことで自信喪失になったと。
傷ついた心が癒えない、どうしたらいいか?と相談される。
「忘れる」
私にも失敗の経験はあるけれど、そのこと思って嫌な思いに浸っていては前進できない。自身の助けにはならないどころか、足を引っ張ってるだけ。
次を見るしか、良い方法はないのではないか?と。
それより、「今」この瞬間の充実に、満足することに集中しましょうと言った。
自分の作った曲を弾いている時、悪魔のささやき(自分を否定する声)は激減すると言う、そう言う時間を増やそう!と伝える。
自作曲を弾く時の良い感覚で、バッハを弾く。
今まで聞いた彼女の演奏の中で一番良かった。
弾き終わった彼女に「どうだった?」と聞くと。
「久しぶりに会えて(曲と)嬉しかったよ〜という気持ちになった」と涙目で言ってくれた。
私が夕飯の準備をしていたら、Dからのメッセージ。
パリから新幹線で2時間の自宅に着いた時の空の写真が一緒でした。