パリの音

パリ在住。母ピアノ、姉妹ヴァイオリンを弾いています。

音楽三昧日記

昨日ふと思いついて聞いたアルバム。

Oliver Nelson の主にブルースを集めたアルバム。

個性的なソリストを招いたセッションなのに、きちんと一つのカラーになってる。

アルバムとしてもとても素敵。ビルエヴァンスが比較的クラッシックに弾いてる。

昔大好きだったアルバムの一つ。


Oliver Nelson - The Blues And The Abstract Truth - 05 - Butch And Butch

 

早速今日耳コピしようと思ったけれど・・・時間作れなかった・・・。

 

今朝も1時間くらいは音楽を聞いていました。

「音楽を聴く時間」を持てたことがただただ嬉しい。

今朝はベートヴェンのヴァイオリンソナタ8番の聴き比べ。

この曲が大好きになってしまった。2楽章は美しすぎる。

 


Pires / Dumay Beethoven Violin Sonata No.8 Op.30 No.3

 

ベートーヴェンのことなんて何も知らなかったんだと思った。(知っているつもりでもなかったのだけれど・・・)

 

31歳あたりで書かれた曲なので聴力を失いつつある頃でしょうか?

完全に頭の中で作曲し、それを耳コピのように譜面にしていたのでしょう。

とにかく、この2楽章(6分から)に慰められる、癒されます。

「ただ美しい曲」ではないのは確かなのだけれど、胸に感じるこの深さを言葉にできない。

 

長女が練習しているBarber のヴァイオリン協奏曲(1楽章)、私も伴奏練習してます。

最初にこの曲をもらった長女は「嫌だな〜」と言っていたのに・・・。

今では大好き。(笑)

クラッシック音楽ってやはり勉強して好きになる。という場合多し。

勉強して理解が深まったり、耳が作られて好きになったり、考えが変わったりする。

 

今日二人で合わせてみたけれど、非常に気持ちの良い練習でした。

長女の成長も感じられた。

 

この曲もたくさん聴き比べてみた。

今はyoutube があるので本当にありがたいです。

私のお気に入りはこちらかな。

 


Samuel Barber Violin Concerto Op. 14. Gil Shaham

 

指揮者のAndré Previn は ジャズピアニストでもあるんですよね。

素晴らしいです。この演奏聴くと自分も弾きたい!と思わされる。

私はまだ全然弾けてないので、毎日練習しないと!

同じ曲を毎日練習して、少しずつ成長を実感する体験は久々です。

個人的には古典的なものを弾くより楽しめてる気がします。

 

話は変わりますが、今日は天気がよかったパリ。

春の訪れを感じます。

たくさんの人がお日様を浴びに外へ出て、マスク無しで話し込むグループやピクニックしている人も多かった・・・。これじゃ、また感染者数上がるだろうなと思った。