パリの音

パリ在住。母ピアノ、姉妹ヴァイオリンを弾いています。

新しい生徒さん

朝7時半頃。

まだ真っ暗。

f:id:yuonmusique:20201007144452j:plain

すぐに照明はつけずに、ろうそくを灯す。

家族は皆、重たいカバンを背負って出かけて行きました。

本当に偉いと思う。(今の私には無理、耐えられませんね)

 

昨夜はチャプチェを作り。

f:id:yuonmusique:20201007144350j:plain

 

今日のパパのお弁当はチャプチェ弁当。

f:id:yuonmusique:20201007144322j:plain

卵焼きには韓国海苔を挟んで、韓国さまさま。

 

昨日は初めて会う生徒さんが来ました。

電話の感じでご年配な感じと分かりましたが、実際会ってみて70代かしら?

とても上品なマダムといった感じの方でした。

「クラッシックピアノを長年やっていても、暗譜で弾けない、ブギウギとかロックもピアノで弾きたい、楽譜がなくてもピアノが弾けるようになりたい」と言うご相談。

 

私がよく最初のレッスンで使うのが、お誕生日の歌。あのハッピバースデートゥーユーと世界でもっとも歌われてる歌です。

最初に簡単なコードの説明をして、すぐ弾けますよ、と言って体感させられる曲。

子供でも大人でも分け隔てなく使える、優れた課題曲です。(笑)

曲名はあえて言わずに、「みんなが知ってる有名な曲です!」とだけ言い、コードが弾けたところで、私がメロディーを弾くと皆さん「ああ〜」と言って笑います。

 

マダムは目の問題もあり、新しいメガネが2週間後なので今日は譜面も読めないけれどレッスンができるか?心配されていたけれど、結局音符は使わず、コードネームのアルファベットを紙に大きく描き、その後はコードも見ずに弾けたことに喜んでいました。

 

幾つになっても、やりたい!学びたい!と言う姿勢は素敵です。

今週からジャズスクールが始まるので、今年度の新しい生徒さんたちとの出会いが楽しみです。