久しぶりのコンサート
先日観た「日日是好日」は翌日も思い返して、生活音に耳をすませていました。
お水の流れる音、注ぐ音、蓋を閉める音、置く音など。
耳を澄ませ、それらをしっかり聞くと、ずっしりとした重さをその空間に感じる。
あえてゆっくりした動作にも、同じような感覚を覚えます。
動作をゆっくりしたり、耳を澄まして音を聞くことで、「今」という空間にしっかり味わって、感じて居ることができる。そして心地よい。
昨日は夏休み最後の日曜日で、雨。
大好きなDissnancesのコンサートに行ってきました。
パリから30kmくらい離れた田舎町。
ちょうど雨が止んでいた時の写真です。コンサート会場は農場でした。
ミュージシャンの中にはマスクをつけている人もいました。観客は全員マスクです。
とにかく素晴らしいコンサートでした。DissnancesはヴァイオリニストDavid Grimalさんを慕うミュージシャンで結成されたオーケストラ。
ミュージシャン達の殆どがパリの3大オケ(パリ管弦楽団、パリ国立歌劇場(オペラ)管弦楽団、フランス放送フィル)の団員や、ソリストなので、演奏の安定感が半端ありません。そして指揮者がいないのでミュージシャン同士での集中力、息遣い、聴力が最大に発揮され普段のオケでは聞けないような高揚感、膨大なエネルギーを感じます。
弱音の表現は、今までこんな弱音聞いたことない!というくらいの繊細さなので、強音との幅も広がり、表現が広がります。感動の嵐でしたね。
会場が寒かったのと、コンサートの後は大雨だったこともあり、今日は体調が優れませんでしたが、夕飯はパパのスープで少し元気が出ました。
クルトンとパラメザンチーズが相性抜群でした。
明日は次女が中学2年生の始業。
長女は明後日、中学4年生の始業です。